意外と知らない未来工業の評判

time 2016/04/20

未来工業の評判・口コミ

室内の電気スイッチを壁内外から覆う製品などを製造している電気・設備資材メーカーの未来工業は、国内トップシェアを誇る儲かる会社である。また、営業のノルマ禁止・残業は一切禁止・従業員はすべて正社員など、会社のモットーがユニークなことでも有名だ。そして、日本一休みが多い会社とか、日本一社員が幸せな会社とか言われており、転職人気ランキングや就職人気ランキングなどで社名が見つけられる程、社内外でとても評判が良い会社である。

未来工業は残業なしで毎日17時退社ということで有名だが、社員の休みが多いことでも群を抜いているのだ。週休2日制で年間96日の休日があって、重複する日もあるが祝日が休みで、年末年始の休日は2週間以上、さらにゴールデンウィークと夏休みが10日間あり年間休日が140日である。さらに有給休暇が最長40日もあるのだ。会社も社員もそんなに休んで仕事が回るのかと疑問に感じる人も多いが、この方針で利益をしっかり出している優良な会社なのである。

また未来工業では、育児休暇が3年あって最長9年まで取得できるのだ。このような上場企業が存在していることから、改めて働き方について考えさせられると言った声もある。

未来工業という会社

創業者の一人山田昭男は実業家であると共に演出家であり、劇団が前身の未来工業株式会社は残業ゼロ経営を標榜している企業だ。主な業務内容は電気設備資材・給排水設備・ガス設備資材の製造販売で、1965年8月に岐阜県大垣市で設立したのである。未来工業は残業ゼロ経営だけではなく、営業のノルマ禁止・従業員は全て正社員・有給休暇除く年間休暇140日・育児休暇3年など、ホワイトすぎる会社の制度で「日本一社員が幸せな会社」と有名だ。

未来工業のグループ会社としては、樹脂金型・自動機の設計製作などを行っている未来運輸株式会社がある。その他にも、未来技研株式会社・未来化成株式会社・岐阜神保電器株式会社・未来建装株式会社・台湾未来国際工業股ｲ分有限公司などがあるのだ。

1965年に設立した未来工業は1985年に岐阜県輪之内町に移転し、1991年には名古屋証券取引所市場第二部へ上場したのである。2003年に持株会社制移行に伴って未来株式会社の完全子会社となり、未来株式会社が入れ替わる形で名古屋証券取引所市場第二部へ上場。2006年には純粋持株会社体制が廃止されて未来株式会社を吸収合併しグループ会社の親会社となり名古屋証券取引所市場第二部へ上場したのだ。ちなみに1997年には織部賞の知事賞を受賞しているのである。