2017/02/28
アステラス製薬の評判・口コミ
アステラス製薬株式会社は、研究開発型のグローバル製薬企業として、積極的に事業を展開している製薬メーカーで、薬剤師の資格を持った人が活躍できる職場として評判が良いのである。また少数精鋭の体系がとられているために、一人ひとりに対するしっかりとした研修や勉強会が実施されているので、仕事をしながら自分のスキルアップ・キャリアアップが目指せるのだ。それから従業員人数が比較的少なめなので、一人当たりの手当てや福利厚生が充実していて、このようなことからも薬剤師からの評判が良いのである。
アステラス製薬株式会社は、社内の雰囲気も良くて長く勤務することができる会社だ。また、医薬品の開発・品質の向上・医薬品の分析や解析など、様々な分野で薬剤師の資格を取得した人材が、今までの経験やスキルを活かしていろいろな仕事ができるのである。そして社員一人ひとりに役割が与えられて、その成果に応じて報酬が支払われる制度があるので、キャリアアップと共に年収アップも期待でき、働きがいが感じられるのだ。このような様々な点から、アステラス製薬株式会社は薬剤師の資格を取得している人にとって、理想的な会社と薬剤師から評判になっているのである。
アステラス製薬という会社
アステラス製薬株式会社は、研究開発型のグローバル製薬企業として、化合物を見つけ出す研究、臨床試験を行う開発、工場での生産、くすりを育てのMRという事業を積極的に展開している製薬メーカーだ。2005年4月1日に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併し発足したのがアステラス製薬株式会社で、国内製薬メーカー大手5社のひとつである。この山之内製薬と藤沢薬品工業が合併の背景には、1990年代から海外製薬企業による大型合併劇が急激に広がり、日本においても製薬業界再編の必要性が叫ばれていたのだ。その再編への方向性を手探りする中、藤沢薬品と山之内製薬がお互いにメリットを受けられるパートナーとして合意し合併の交渉を進めたのである。
この合併に併せて藤沢薬品工業と山之内製薬のグループ会社の統合や業務移管をすることで再編をおこなった。また、後のアステラス富山株式会社は富山フジサワ株式会社、後のアステラス静岡株式会社は静岡フジサワ株式会社と社名変更したのだ。
2006年に原薬関連事業を分社化してアステラスファーマケミカルズ株式会社を設立し、2008年にはつくば研究センター新研究棟を竣工。2013年には世界最大の独立バイオテクノロジー企業のアムジェン社と戦略的提携に関する契約を締結したのである。
アステラス製薬刷代表取締役社長畑中好彦
アステラス製薬を率いる畑中好彦氏とはいったいどのような人物なのか。その経歴や評判について見ていくことにする。
アステラス製薬刷代表取締役社長畑中好彦氏は1957年静岡県に生まれた。
静岡県立静岡高等学校を経て、1980年に一橋大学経済学部を卒業後、藤沢薬品工業に入社。大阪で医薬情報担当者を経験したのち、2003年経営企画部長。2005年山之内製薬との合併により誕生した、アステラス製薬株式会社執行役員経営企画部長に。2006年 アステラスUS社長兼CEO、2008年上席執行役員、2009年 経営戦略・財務担当。2011年6月代表取締役社長に就任した。両社の合併や10年に約3700億円を投じた米OSIファーマシューティカルズの買収など、エポックメークな案件では、事務方の取りまとめ役を務めてきた。
畑中好彦氏はグローバルな感覚に優れた経営者として評判が高い。彼は、1992年から3年間アメリカに赴任した経験を持つ。さらに帰任して2カ月後に今度はヨーロッパに行き、ドイツにある欧州本社からイギリス、フランス、北欧など其々の販社の立ち上げの支援にも携わっている。また、先にも述べた通り、2006年から09年まではアステラスUS社長兼CEOとして赴任している。、この経験を活かして、全世界の拠点から毎年20~25人ほど選抜し、グローバルなアステラスとしてベストな判断について議論させるマネジメント層を育てる教育研修も手掛けているのだ。
また、畑中好彦氏は理の人・畑中ともよばれ、緻密な経営戦略を立てることでも評判は高い。現在、アステラスはいまだ治療満足度が低い複数の疾患領域(カテゴリー)に対し新薬を継続的に提供することによって、世界市場で競争優位を確立するビジネスモデル(=「グローバル・カテゴリー・リーダー」)の実現を目指している。アステラスは独自のニッチ路線を突き進むことでその成長の可能性を広げてきているのだ。