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ただいま絶好調の伊藤忠商事の評判

time 2016/05/06

ただいま絶好調の伊藤忠商事の評判

伊藤忠商事の評判・口コミ

世界各地に拠点を持って繊維・機械・エネルギー・化学品・食料・物流など幅広いビジネスを展開している大手総合商社が伊藤忠商事株式会社である。主要子会社や関連会社なども数多くあって、創業以来一世紀半以上にわたって成長を続けているのだ。このように日本を代表する大企業のひとつである伊藤忠商事株式会社の社長が発表したコラムが、大きな議論を巻き起こしているのである。

それは、伊藤忠商事株式会社の岡藤正広社長が「PRESIDENT Online」で発表したコラムで、「『イクメン、弁当男子』は出世できないか 『より良く働く』ための全課題」というタイトルだ。その中で展開されている岡藤正広社長の持論は、草食系男子と呼ばれている現代の若者はハングリー精神のない温室育ちに見えるし、上昇志向が感じられないというものである。またイクメンというのも大事ではあるが、それぞれの役割や適した仕事が男性と女性にはあるのだ。それから「弁当男子」と言った言葉もあるようだが、自分で弁当を作るよりも社員皆で昼食を外へとりに行ったり、飲みにいったりすることで親近感が増して仕事にもつながるものだという内容である。

このコラムが評判になってネットを中心に様々な意見があり議論となっている。仕事とは会社とはと考える良い機会になると考えることもできるのである。

伊藤忠商事という会社

伊藤忠商事株式会社は、中南米・欧州・アフリカ・中近東・大洋州・アジアなど世界各地に拠点を持つ大手総合商社で幅広いビジネスを展開している企業だ。また、繊維カンパニー・機械カンパニー・金属カンパニー・食料カンパニーなど、カンパニー別で主要子会社や関連会社があり、創業以来一世紀半以上にわたり成長を続けていのである。主な事業内容は、繊維・機械・エネルギー・化学品・食料・物流などの各分野で、国内・輸出入・三国間取引、その他国内外の事業投資などを展開しているのだ。

このような伊藤忠商事株式会社の歴史は、初代伊藤忠兵衛が15歳の時に大阪・紀州・泉州に麻布の持ち下りをする商いをはじめた1858年からスタートするのである。そして1872年に呉服太物商「紅忠」を創立し、1884年には伊藤本店と改称して、1893年には現在の伊藤忠商事の根幹となる伊藤糸店を開店したのだ。1914年に個人経営の組織を改めて伊藤忠合名会社を設立し、1949年に伊藤忠商事株式会社を設立するのである。

また、1974年には伊藤忠記念財団を創設して青少年の健全育成など社会貢献活動をスタートして、1989年には日本初となる民間通信衛星JCSAT-1を打ち上げることに成功。1997年には総合商社で初の国際規格ISO14001認証を取得するなど歴史を重ねて現在に至っているのである。